99年夏青春18九州旅行
99年夏青春18九州旅行

往路は青春18+夜行フェリー・復路はブルートレインさくらの汽車旅

99/8/1(日)

  • 本日の旅程
    甲府 6:46 −【身延線】− 9:13 富士 9:26−【東海道本線】−9:59 静岡 10:14−【東海道本線】−11:22 豊橋 11:45−【東海道本線:快速】−14:29 米原 14:51−【東海道本線:新快速】−16:14 大阪・・・西梅田 −【地下鉄四ツ橋線】− 住之江公園 −【南港ポートタウン線】− フェリーターミナル(大阪南港) 17:40〜〜【名門大洋フェリー:ニ等寝台】〜〜6:10 新門司港
  • 主な見所 :【大阪まで普通列車乗り継ぎ】
    甲府から大阪まで九時間半程の普通列車の旅。 JR東海内の意地悪な接続と国鉄時代より悪化した米原でのJR東海・西日本の連携の悪さで ずいぶんとロスが発生しています。 これが改正されればずいぶんと時間短縮が可能なのですが・・・・、まぁ、青春18キップ1日分(2200円くらい) で大阪までと考えれば諦めもつきます。
    海・山・川・湖・都市と車窓風景もおもしろく、全列車に座れたし、大阪までの距離を実感出来るので結構新鮮味はあります。
  • 主な見所 :【瀬戸内海航路からの風景】
    風光明媚な瀬戸内のフェリーですが夜行なので明石大橋と神戸の夕景が眺められたくらいでした。 頑張っておきていれば瀬戸大橋や 島なみ街道の夜景も見られますが・・・・
    ただ、船が古めで波の揺れよりエンジンの振動の方が大きかったのが残念でした。

東海道本線の関ヶ原付近は1時間に一本程度しか列車が走っていません。おまけに各方面からその列車への接続は芸術的に困難を極め ます。 よほど陰険な人がダイヤを組んでいるのでしょう。 さらにその1本に人が集中するので私がその区間を通る時はいつでも混 雑しています。 ふだんは乗る人がいないのでしょうか。
とどめを刺すように、米原での接続は極悪非道を究めます。 これじゃ待ちだらけで、「名阪間は新幹線か近鉄を使え」ということに なってしまいます。 いつになったら「国鉄の悪しき慣習」が解消するのだろう。
 
身延線
身延線

東海道線快速
東海道線快速

明石大橋
明石大橋

99/8/2(月)

  • 本日の旅程
    新門司港 ==【無料連絡バス】== 門司 6:46 −【山陽本線】− 6:52 下関 6:55 −【山陽本線】− 7:38 小野田 7:41 −【小野田線】− 7:57 雀田 7:58 −【本山支線】− 8:03 長門本山 8:33 −【本山支線】− 8:38 雀田 8:42 −【小野田・宇部線】− 9:51 小郡 10:10 −【山陽本線】− 10:32 宇部 10:37 −【宇部線】− 10:45 居能 10:59 −【宇部線】− 11:06 宇部 11:09 −【山陽本線】− 11:19 厚狭 11:23 −【美祢線】− 12:20 長門市 ==【タクシー】== 仙崎 12:40 −【仙崎支線】− 12:44 長門市 13:06 −【山陰本線】− 14:13 小串 14:17 −【山陰本線】− 14:58 下関(市内観光) 16:22 −【山陽本線】− 16:28 門司 16:37 −【鹿児島本線】− 16:45 門司港 17:05 −【鹿児島本線:快速】− 17:41 八幡==【タクシー】== 北九州YH
  • 主な見所 :【小野田線本山支線】
    旧国のクモハ42型電車が単行で行ったり来たりしています。 ニスとアブラの香り漂う車内は郷愁そのもの。  ただし利用客も少なく平日の昼間はダイヤの設定がありません。 長門本山駅からは海が見えます。
    運転手さんの見解では「電車の廃車」がそのまま「路線の廃止」になるだろうとのことです。 「走る鉄道史」試乗はお早めに。
  • 主な見所 :【山陰本線仙崎支線】
    山陰本線長門市からポツンと一駅。 気になる路線ですがなかなか乗る機会がありませんでした。
    今回、芸術的乗り継ぎの裏ワザ?で片道をタクシー利用(八百円くらい)によりようやく乗ることが出来ました。 予想に反して!?、仙崎駅は無人駅ながら新築されたばかりで、観光案内所も併設されていました。 本当は青海島観光も出来れば良かったのですが。 オヤツに買った竹輪が美味しかったです。
  • 主な見所 :【赤間神宮(下関)】
    安徳天皇と耳なし芳一で有名な神社です。 今日中に関門人道トンネルを歩く予定でしたが、台風の影響で風が強く、小雨ながら 傘もさせない状態で断念。 さすがは壇ノ浦、平家のたたりか・・・・
  • 宿泊場所 :【北九州YH】
    TEL:093−681−8142
    八幡駅の南側、山の中腹にあるので駅からはタクシー利用が賢明(八百円くらい)。 そのかわり夜景は最高にきれいです。 また、食事の質もYHとしては高く、なかなかのおすすめです。 YHから駅まではずっと下り坂になるので歩いてもそれ程 苦にはなりません(20分くらい)

朝、門司駅へ予想外に早く着いてしまい、幸か不幸か天気も曇り空だったので、本州西部のローカル線巡りにダイヤ改正?
わずか30分間のスケジューリングは我ながら会心の出来。 「一人旅+青春18」の本領発揮というところでしょうか。
 
本山支線1
本山支線

本山支線2
本山支線

仙崎支線
仙崎支線

赤間神宮
赤間神宮

99/8/3(火)

  • 本日の旅程
    YH ・・・ 八幡 8:39 −【鹿児島本線:快速】− 8:49 小倉 9:03 −【鹿児島本線】− 9:16 門司港 〜【渡し舟】〜唐戸== みおもて川・・【関門人道トンネル】・・門司港市内観光・・門司港 11:49 −【鹿児島本線】− 12:02 小倉 12:27 −【日豊本線】− 13:55 柳ヶ浦 14:17 −【日豊本線】− 15:36 大分 16:31 −【久大本線:客車】− 18:38 豊後森 18:40 −【久大本線:客車】− 19:17 日田
  • 主な見所 :【門司港駅】
    関門トンネル開通まで九州の玄関駅。 威風堂々の作りは歴史の重みそのもの。 最近になって門司はレトロな街で売り出していますが、駅はまさにその中心。  映画の一シーンのような駅が現役で使われているのもすごいです。 もちろんキチンと 手入れがなされているので何も不自由はありません。 動態保存の見本みたいです。
  • 主な見所 :【関門人道トンネル】
    国道2号線に沿って人と自転車専用の海底トンネルがあります。チョット怖い感じもし ますが、海を歩いて越えるのもなかなかオツです。 トンネルの中央が山口・福岡県境 で、チャンと案内があります。
  • 主な見所 :【門司港界隈】
    レトロな街で売り出し中で、門司港駅周辺に綺麗に整備されたレトロな建物などが保存 展示されています。 港公園としても整備されており、対岸の下関観光と合わせて、1 日がかりの観光になります。 のんびり散策したいところです。
  • 主な見所 :【久大本線客車列車】
    JRの定期の普通客車列車としては、ここと筑豊本線の一部に残るだけとなってしまいました。 機関車に引かれてのんびりゆっくりの汽車旅はそろそろ終着駅を迎えそうです。 昔はあたりまえだった鈍行客車列車。 まだ乗ったことがない人、乗り納めをしたい人はお急 ぎください。
    夏休み中とあって、通勤通学の人も少なくガラガラでした。 日が暮れてしまうと「銀河鉄道の 夜」を連想するような雰囲気でした。
  • 宿泊場所 :【プラザホテル・フジノイ】
    TEL:0973−24−7000
    駅にも近く、ホテルのすぐ前にダイエーの日田店があって、買い物に便利です。

台風の影響で九州の山の中は雨の予報。 それならばと、湯布院観光から、昨日あきらめた関門人道トンネルと門司界隈の散策にダイヤ改正?  おかげで夏の陽射しの下の関門海峡旅となりました。
今回の汽車旅のハイライト、久大本線の客車列車は50系と12系客車の両方に乗れてラッキーでした。 駅弁を食べたりしながらのゆっくり のんびり汽車旅は最高の贅沢でした。 汽車旅が出来るのもあとわずか。
 
門司港駅
門司港駅

関門人道トンネル
関門人道トンネル

関門大橋
関門大橋

久大本線客車列車
久大本線客車列車

99/8/4(水)

  • 本日の旅程
    日田 7:54 −【久大本線:客車】− 9:20 鳥栖 9:26 −【長崎本線】− 9:43 神崎・・・吉野ケ里遺跡 ==【タクシー】== 神崎 11:53 −【長崎本線】− 12:16 肥前山口 12:22 −【佐世保線】− 13:01 有田 13:16 −【松浦鉄道】− 13:39 伊万里(市内観光) 14:43 −【松浦鉄道】− 15:07 有田 15:25 −【佐世保線】− 16:06 佐世保 16:56 −【佐世保線】− 17:08 早岐 17:11 −【大村・長崎本線(長与線)】− 19:12 長崎・・・長崎YH
  • 主な見所 :【吉野ケ里遺跡】
    最寄駅としては「吉野ヶ里公園」より「神崎」の方が便利なので注意してください。
    駅から復元されたヤグラが見えるのですが、歩くと結構遠かったです。 バスも少ないので タクシー利用が便利ですが、遺跡という場所がら、もう少し公共輸送機関を充実させてほしい場所です。
    遺跡自体は継続発掘&公園整備の最中ですが、広大な場所なので時間がかかりそうです。 弥生時代最大の遺跡なので、観光地化して俗化しないことを願いたいです。
  • 主な見所 :【伊万里】
    時間もなかったので駅から抜け道10分位の焼き物会館に行きました。 お土産にカップを買いましたが「伊万里焼」ではなくて「伊万里で買った焼き物」です。
  • 宿泊場所 :【長崎YH】
    TEL:0958−23−5032
    長崎駅から近いのですが、場所が少しわかりづらい。 夕食提供はありません(朝はバイキング)が、あちこちに美味しいお店があるので不自由はありません。
    韓国の人と同室になりましたが、共通言語(?)の英語がお互いに不自由なため、どこまで会話が伝わったことか・・・

欲張ってJR最西端駅(青春18で行ける西のはずれ)の佐世保駅まで行きました。本当は佐世保周辺の観光もしたいところですが・・・・
ハウステンボスには目もくれず、大村湾の車窓を眺めながら長崎入り。 諫早からは長崎本線の旧線を経由しましたが、途中スイッチバックが あったりして、チョット得した気分になりました。
 
久大本線客車列車
久大本線客車列車

夜明駅
夜明駅

吉野ケ里遺跡
吉野ケ里遺跡

伊万里駅
伊万里駅

佐世保駅
佐世保駅

99/8/5(木)

  • 本日の旅程
    YH ・・・長崎市内観光&路面電車・・・ 長崎 16:44 −【寝台特急さくら(A寝台)】− 9:45頃 原(熱海・小田原間不通のため運転打切り)
  • 主な見所 :【平和公園界隈】
    以前訪れた原爆資料館も新しく作りなおされていましたが、何も言わない展示物が語りかけてくる「怖さ」は古い建物のころより薄らいでしまったのが気になります。  それでも長崎に行ったら必ず寄るべきところなのに最近の「ツアー」の中には無視しているものがあるのはどうしたことでしょう。
  • 主な見所 :【浦上天主堂】
    内部が一部公開されています。 ただ実際に見るべきものは丘の下に転がり落ちた旧天主堂のドーム屋根。 原爆の爆風で吹き飛ばされたままになっています。 訪れたらぜひ見てください。
  • 主な見所 :【片足鳥居】
    住宅街の中にポツンと残されています。 広島の原爆ドームは有名ですが、片足鳥居は訪れる人も少なく残念です。
    (原爆の爆風で鳥居の半分だけが吹き飛ばされてしまいこんな形で残っています。)
  • 主な見所 :【オランダ坂】
    以前は石畳が数十メートルしかなくて、日本三大ガッカリ観光地の一つでしたが、全面改修されて長い石畳の道になっています。ただし夏の炎天下に坂の上り下りは厳しいです。 お昼ご飯は、石橋電停側の坂の登り口の定食屋さんがおすすめです。
  • 主な見所 :【大浦天主堂・グラバー園】
    長崎を代表する観光地ですがまさに暑さとの戦い。 屋台のおばちゃんが売っているアイスクリーム?が美味しいです。
  • 主な見所 :【眼鏡橋界隈】
    眼鏡橋は中島川石橋群のひとつで附近には、雰囲気の良い石橋がいくつかあって遊歩道もあります。
    眼鏡橋へは賑橋(にぎわいばし)電停下車が便利で、近くにはカステラの松翁軒本店もあります。
  • 主な見所 :【長崎路面電車】
    長崎市内観光はこれしかありません。 1日フリー乗車券が500円でお徳です。

平和公園・原爆資料館界隈で最低半日、異国情緒の市内観光に出来れば1日、長崎は見所がたくさんあります。 今回は約1日の予定で行動したのでチョット忙しかったです。
 
長崎市電
長崎市電

浦上天主堂
浦上天主堂

片足鳥居
片足鳥居

グラバー園
グラバー園

めがね橋
めがね橋


99/8/6(金)

  • 本日の旅程
    原 10:37 −【東海道本線】− 10:52 三島 11:10 −【こだま402号(さくら振替輸送)】− 12:10 東京 −【中央線】− 新宿 14:30 −【特急かいじ109号】− 16:11 甲府
  • 主な見所 :【ブルートレインさくら号】
    「さくら」といえば日本を代表する愛称の列車で、格で言えば日本一の列車ですが、車両はややくたびれていて東京〜九州間のブルートレインの凋落傾向をあらわしている様でした。 博多〜名古屋間ではそこそこの利用もあったようですが、夏休み中とは思えないほど空いていました。 今回は一度は乗りたかった開放型A寝台(この型の寝台も少なくなりました。)に贅沢して乗ってみましたが、 設備が老朽化してリフォームもされておらず、最近の水準ではA寝台では無理がありそうです。
    うわさでは冬には佐世保編成が廃止され東京〜鳥栖間を「はやぶさ」号と一緒に走るそうです。実質的に東京〜九州間のブルートレインが一本廃止ということです。  時代の趨勢とはいえ、旅の時くらい点と点の移動はやめてみませんか?

台風を掻い潜って比較的天気に恵まれた汽車旅でしたが、最後にどんでん返し。順調に走りつづけた「さくら」が静岡の原駅の退避ホームで臨時停車。 熱海〜小田原間が集中豪雨で不通状態、原は薄曇なのに。 30分後「さくら」は運転打切りとなり、三島から新幹線へ振り替え輸送となりました。 生まれて初めて振替輸送新幹線体験となりましたが、実質30分遅れで東京到着となり実害はなし。できれば「さくら」で帰って来たかったですが・・・・
 
特急さくら号


特急さくら号
特急さくら号



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作成日:1999−09−19